【刑事事件:東京ガスを騙る押し込み強盗致傷事件】

1 ポイントは何か?

  量刑。

2 何があったか?

  被告人両名は、「東京ガスです。」

と名乗って、押し込み強盗を行ない、被害額は2272万円であり、被害者に全治2か月の肋骨骨折等の傷害を負わせた。

  被告人らは、強盗致傷で起訴された。

  指示役が別にいたが、被告人らは、指示役に金を渡さずに逃げようとした。

被告人Aは自首し、同Bは当初から自白していた。

2096万円は被害者に戻り、被告人Aの母親が他に200万円を用意して示談を申し出た。

  検察官は懲役7年を求刑し、弁護人は懲役5年が相当との意見を述べた。

3 裁判所は何を認めたか?

  被告人両名とも懲役7年。

4 コメント

  闇バイトによる犯行の一種であろう。 

判例

  岐阜地方裁判所 令和5(わ)214  住居侵入、強盗致傷 令和6年5月17日 判決