番号 | 判決年月日 | 裁判所 | 事件名 | 結論 | 事案 | 論点 | 備考 |
1 | 令和4年10月19日 | 山口地裁 | 生活保護廃止決定処分取消請求 | 処分取消 | 生活保護受給者Xが、二男の就労収入の不申告を理由とする生活保護廃止決定処分の取消しを求めた。 | ⑴裁量権の逸脱・濫用 | |
⑵書面による指導指示 | |||||||
⑶報告義務 | |||||||
⑷理由不備 | |||||||
2 | 令和4年10月3日 | 熊本地裁 | 生活保護廃止処分取消請求 | 処分取消 | 生活保護(医療扶助)受給者Xが、世帯分離解除による生活保護廃止決定処分の取消しを求めた。 | ⑴解除の処分性 | |
⑵行政庁の裁量の逸脱・濫用 | |||||||
⑶理由付記 | |||||||
3 | 令和4年6月24日 | 東京地裁 | 生活保護引下げ違憲国家賠償請求 | 処分取消 | 生活保護受給者Xらが、平成25年ないし同27年の生活保護基準の改正に基づく各保護変更決定の取消しを求めた。主位的に、減額部分の取消し(却下)、予備的に、処分取消し(認容)と合わせ義務付け訴訟(却下)。他に国家賠償請求(棄却)。 | ⑴各保護変更決定処分の適法性 | |
⑵義務付け訴訟の適法性 | |||||||
⑶国賠請求権の成否 | |||||||
4 | 令和4年5月25日 | 熊本地裁 | 行政処分取消請求 | 処分取消 | 生活保護受給者Xらが、平成25年の生活保護基準の改正に基づく各保護変更決定の取消しを求めた。 | ⑴司法審査 | |
⑵ゆがみ調整 | |||||||
⑶2分の1処理 | |||||||
⑷デフレ調整 | |||||||
⑸ゆがみ・デフレ併せ処理 | |||||||
⑹激変緩和措置 | |||||||
⑺健康で文化的な最低限度の生活 | |||||||
5 | 令和4年5月13日 | 佐賀地裁 | 保護変更決定処分取消請求 | 棄却 | 生活保護受給者Xらが、平成25年ないし同27年の生活保護基準の改正に基づく各保護変更決定の取消しを求めた。 | ⑴憲法違反等(厚労大臣の裁量権の逸脱・濫用、手続面、内容面) | |
⑵処分理由提示義務違反 |