【刑事事件:ドアノブを掴んで脅した相手が転倒して車の下になり轢いてしまった事件】

大阪地方裁判所 平成23(わ)558  傷害致死(予備的訴因 自動車運転過失
致死),道路交通法違反被告事件平成24年3月16日判決

1 ポイントは何か?

正当防衛か。

2 何があったか?


検察官は、Aが、クラクションを鳴らした相手のBから、A運転車両の運転席横
のドアノブを掴んで「開けろ、殺す」と言われ、離さず並走するので、怖くな
ってスピードを上げたところ、Bが転倒して車の下に入り轢いてしまったので
、傷害致死、道路交通法違反で起訴した。検察官の求刑は懲役5年。

3 裁判所は何を認めたか?


地方裁判所は、傷害致死については暴行の意思がなく成立せず、自動車運転過
失致死は注意義務はあるが正当防衛が成立し無罪。道路交通法上の報告義務違
反について罰金5万円の刑に処した。

4 コメント


車のトラブルは事故のもとであり、気を付けなければならない。すぐに110
番して、警察を呼ぶべきである。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!