最高裁判所第一小法廷 令和4(受)1744 賃料減額等請求事件 令和6年6月24日判決(破棄差戻) 原審 東京高等裁判所
1 ポイントは何か?
地方住宅供給公社による家賃の増額に対し、賃借人に異議を述べる
2 何があったか?
Aらは、B地方住宅供給公社から、それぞれ建物を賃借していた。
Aらは原告となり、B公社を被告として、適正家賃額の確認と、そ
B公社は、地方住宅供給公社法24条及びその委任を受けた同法規
3 裁判所は何を認めたか?
東京高等裁判所では、Aが敗訴。
最高裁判所では、Aが勝訴。原審判決を取り消し、さらに審理を尽
4 コメント
Aらは、B公社が15年間にわたり、ほぼ3年に一度、一方的に家
差戻審では、B公社は、一部、消滅時効の援用をするだろう。